同人の餌食に

夢と希望から生まれるサッカーの魅力

編集者ブチ切れる、の巻

キャプテン翼が連載されていた昭和60年代後半、この頃は北斗の拳やドラゴンボール、男塾にキン肉マンといった人気作品が連載されていた時期でもありました。その中でもスポーツ漫画としての人気を確立させ、およそ3年間の連載をしていたのだから凄いことです。当時は人気作品しか取り扱っていなかった時代、その中で個として独立した人気を保っていたことの凄さがよく見て取れるはずです。サッカー協会としても、このまま人気を獲得し続けてくれれば競技人口も増えていく、そう願って振興に尽力していたことも納得できる。

そんな中、発売された連載誌の目次における編集者が毎週述べる意見のところに興味深い内容が記載されていました。

キャプ翼本ブームは凄い、そして中身もすごい。コミケを席巻している本の8割がポルノ紛い。だが日向や若島津らにすれば変態じゃないと怒っているから、これ以上キャラを傷つけないでくれ

この内容を見て、当時わからなかった人もいたでしょう。恐らく筆者もそういう方面に精通していなければ何のことを指しているのか、皆目見当はつかなかったでしょう。ここに記載されている中で特に注目すべきは『コミケ』だ。つまりだ、担当編集者曰くキャプ翼本が人気だけど内容がアレな方向に傾倒しすぎていることから、たまらず声明を出さざるを得なかったのです。

それくらい酷かったらしいが、当時の頒布物がどんなものだったのかについてはさすがに個人誌なので調べようがない。けれど内容から察するに相当酷い内容だったようだ。

妄想という欲望がフルスロットル

ポルノ、今時でいうところのやおい本として仕立てられてしまったというが、言われると確かに分かる気がする。こんなことを言うのはアレだが、漫画や小説などの作品ではこんなこと日常茶飯事だ。特に昨今はそれが一大市場を築くまでに成長しているので、企業などとしても一概に糾弾すればいいという話でもなくなってきている始末だ。当時はまだそれらの文化に対しての認識がなかった人も多かったので、そもそも知識のない人の方が多かったはずだ。ただ当時からすでにそれらの方向で目覚めた人にすれば、これほど男の子同士のくんずほぐれつを見てみたいと想像力を働かせてくれる作品もない。

現在ではキャプテン翼のそうした本は数こそ少ないですが、毎年イベントでは少しは出ている。それらの内容を見ると、あのキャラクターとあのキャラクターがあんなことをしたり、未成年なんだけど別にいいよねといった感じでもう、いけないことをしまくっている。言葉に出来ないが、これだけ言えば何をしているかは察しが付くはずだ。

この時に出版されたものの中でどういうのが一番親しまれていたか、さすがにそこまでは調べきれないものの、結構な割合で主人公とその親友が個人の妄想であらぬ方向へと展開する友情からちょっと行けない方角へシフトしていく、それが比較的多かったようです。

ファンレターからその兆しはある

ただ編集者にすればそうされる兆しがあるのは、すでにファンレターからあるのは分かっていたのではないかと思う。なにせ送られてくる内容が既にキャラと結婚する気でいる、頼むから作中で結婚をさせないでくれ、といった事が明記されているくらいだ。その人達にとっては憧れの存在であり永遠の初恋といったように見ているため、アイドル的な見方でキャラとの距離感を縮めたいと考えていた。

そうした思考が時にあらぬ方向へと進展してしまうこともある、予想を遥かに超える勢いで女性たちの妄想は無尽蔵に増えていって、ここまで来たかと言わしめるほどにだ。

それをせき止めたかったのかもしれないが、いったところで止まるほどやわでもない。それはキャプテン翼だけでなく、後に登場する美少年たちが繰り広げるあらゆる作品にまで魔手は伸びていきます。

打開することはなかった

担当編集者さんにしたら、このコラムをきっかけに不埒な想像をしている人たちをせき止める、そんな意図があったのかもしれません、ですがこんなところで声を上げても見ている人が果たしてどれくらいいるかだ。熱心な読者なら見るかも知るかもしれませんが、見ない人はそもそも担当さんの嘆きすら知らなかったでしょう。純粋にサッカー漫画として楽しんで欲しい、その理念は分かる。ただ魅力溢れるキャラクターがここまで多く登場してきてしまうと、もう考えが止まらなくなってしまうのもファン心理ならではだ。

けれど連載当時はまだ成人もしていない、小中学生がそういった行為をしているという時点で倫理的にどうなんだと追求されたらおしまいです。今でも時折取り上げられることはありますが、極端に過激な内容に関しては焼け石に水となりかねないため、手を付けようという人も少なくなっている。

ですがこういう動きも後のBL業界に影響をもたらすと思ったら、悪いことばかりではないのかもしれません

サッカーをはじめるには

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